ブラックジャック ツリーマン

ブラックジャック ツリーマン

 神官長に心酔していて、多分わたしに仕えるのは嬉しくないフランに、神殿長の愛人を目指して、嫌がらせをするつもり満々のデリアと、最初から仕える気も言うことを聞く気もないとわたしをバカにしているギル

 こんな側仕えと何とか上手くやっていく方法を考えるより、本を読めることを考えた方がよっぽどいい

「神官長に報告しますよ」「どうぞ」 溜息を吐いたフランが一つの扉を開けて、中に入っていく

 開かれた先にある楽園を目にして、ドクンと心臓が高鳴った

わたしはまた阻まれないか心配でドキドキしながら腕を伸ばして、透明な壁がないが探りながら図書室に向かって足を進める

以前と違い、阻まれることなく中に入ることができた

「うわぁ!」 完全に中へと入った瞬間、空気が明らかに変わった

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 感動に打ち震えながら、わたしは埃っぽい書庫独特の空気を胸一杯に吸い込む

自分が知っている書庫の匂いと違うのは、羊皮紙が主流であることと、木札の存在が多いせいだろうか

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インクの質が違うせいだろうか

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 それでも、インクの匂いや古い紙の匂いが懐かしくて、嬉しくて、目の奥が熱くなってくる

 図書室の本棚の数はそれほど多くなく、扉の締められた本棚や木札や紙きれが詰まった本棚もある

巻物を保管するための本棚も別にあり、手芸屋で棚に詰め込まれた布のロールのように巻かれた書物が棚に積まれて、タイトルを書いたラベルが垂れ下がっていた

 少し奥には巻物を保管するための円柱型の樽のような箱もあり、納められている巻物のシリーズ名を書いたラベルが貼られている

 等間隔に作られた窓からはさんさんと日が差し込んで明るく、丁度窓の明かりが取れる場所に大学にあるような長机が置かれていた

天板が斜めになっている書見台には上を鎖で繋がれた本が数冊立てかけられて、読んでほしいとわたしに訴えかけてくる

「これが聖典です」 フランに促され、わたしは鎖に繋がれた聖典を読むために、皮で装丁された表紙にそっと触れた

そして、小口が開かないように止められている皮のベルトを外す

 次の瞬間、小口がぶわりと広がって、表紙が勝手に持ちあがる